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VCFとは?

ぶいしーえふ

VCFとは電圧制御フィルターのことで、アナログシンセサイザーにおいて音色の明暗を調整するコアモジュールです。

VCF(Voltage Controlled Filter、電圧制御フィルター)は、アナログシンセサイザーにおいて音の倍音成分を削ったり強調したりする役割を担うモジュールです。入力された制御電圧に応じてフィルターのカットオフ周波数(遮断周波数)がリアルタイムに変化し、音色を動的に変えることができます。

VCFには代表的なフィルタータイプがあります。

  • ローパスフィルター(LPF) — 高域をカットし暗く柔らかい音にする。最も一般的
  • ハイパスフィルター(HPF) — 低域をカットし軽くシャープな音にする
  • バンドパスフィルター(BPF) — 特定の帯域だけを通過させる
  • ノッチフィルター — 特定の帯域のみを除去する

VCFの重要なパラメーターのひとつがレゾナンス(共鳴)です。カットオフ周波数付近を強調することで、独特の「ウィー」という金属的な倍音が生まれます。レゾナンスを最大まで上げるとフィルター自体が自己発振し、正弦波音を生成することもあります。

MoogのラダーフィルターやローランドのIR3109など、各メーカーが独自設計のVCFを持ち、それが機種ごとの音色の個性を生み出す主要因となっています。VCFはアナログシンセサイザーの「声」を決める最も重要な要素のひとつといえます。

使い方・例文

シンセサイザーで「ウォウォ」と音が開いたり閉じたりするエフェクトは、VCFのカットオフ周波数をエンベロープやLFOで変化させることで作られます。ファンクやハウスでよく聞かれるフィルタースイープはこの応用です。

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