FM音源とは?
えふえむ おんげん
FM音源とは、一方の波形で別の波形の周波数を変調することで複雑な音色を生成するシンセサイザーの音源方式です。
FM音源(FM Synthesis、周波数変調合成)とは、キャリア(搬送波)と呼ばれるオシレーターの周波数を、モジュレーター(変調波)と呼ばれる別のオシレーターで変調することで、豊かな倍音を持つ複雑な音色を生成するシンセサイザーの方式です。
FM合成の理論はジョン・チャウニング(John Chowning)がスタンフォード大学で研究し、ヤマハが商業化しました。代表的な製品としてヤマハ DX7(1983年発売)が挙げられ、当時の音楽シーンに革命をもたらしました。
FM音源の特徴は以下のとおりです。
- 少ないオシレーターでも金属的・鈴のような複雑な倍音を生成できる
- 変調量(モジュレーションインデックス)を変えるだけで音色が大きく変化する
- 電気ピアノ、ベル、金属打楽器などのシミュレーションに優れる
- アナログ減算合成とは異なる独特の明るさと硬さを持つ
オシレーターはオペレーター(Operator)と呼ばれ、複数のオペレーターの接続構造(アルゴリズム)を変えることでさらに多彩な音色を設計できます。近年はヤマハ DX7の復刻版やソフトウェアプラグインとしてFM音源が再評価され、エレクトロニック・ミュージック全般で広く活用されています。
使い方・例文
80年代のポップスに登場するあの独特の電気ピアノやベルの音は、FM音源を使ったヤマハ DX7 で生み出されたものが多い。
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