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CAPEとは?

けーぷ

CAPEとは、大気中の対流有効位置エネルギーを表す気象指数で、雷雨や積乱雲の発達しやすさを数値で示すものです。

CAPE(Convective Available Potential Energy、対流有効位置エネルギー)とは、大気不安定度を表す気象学の指標で、上昇する空気塊が自由対流高度から平衡高度(中立高度)まで上昇する際に得られるエネルギーの量を示します。単位はJ/kg(ジュール毎キログラム)です。

CAPEの値は大気の状態を以下のように分類する目安として使われます。

  • 0〜1000 J/kg:大気が比較的安定しており、対流活動は弱い
  • 1000〜2500 J/kg:中程度の不安定で、雷雨が発生しやすい
  • 2500〜3500 J/kg:強い不安定で、激しい雷雨・ひょう・突風のリスクが高い
  • 3500 J/kg以上:極めて強い不安定で、竜巻を伴う激しい嵐が発生する可能性がある

CAPEはラジオゾンデ(高層気象観測)や数値予報モデルから算出され、気象予報士や研究者が積乱雲・雷雨・竜巻などの激しい現象を予測するために広く用います。ただしCAPE単独では降水の有無は判断できず、風のシアー(上空と地表の風向・風速の差)など他の指標と組み合わせて総合的に評価します。

近年は一般向け天気サービスでも表示されることが増えており、アウトドア活動の安全判断にも活用されています。

使い方・例文

夏の午後に気象レーダーを確認する際、CAPEが高い地域では積乱雲が急速に発達して突然の激しい雷雨になりやすいため、登山やキャンプ計画の判断材料として参照されます。

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