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高力ボルトとは?

こうりょくぼると

高力ボルトとは、鉄骨構造物の接合に使われる強度の高い特殊なボルトで、強いトルクで締め付けることで部材間に大きな摩擦力を生み出します。

高力ボルト(こうりょくボルト)とは、鋼構造物の接合部において高い締付け力(軸力)を導入し、接合面の摩擦力によって荷重を伝達するボルトのことです。一般ボルトとは異なり、専用のトルクレンチシャーレンチを用いて管理された軸力で締め付けるのが特徴で、日本ではJIS B 1186(高力六角ボルト・六角ナット・平座金のセット)などの規格が定められています。

接合方式は主に次の2種類です。

  • 摩擦接合:部材間の摩擦力でせん断力を伝達する最も一般的な方式。
  • 引張接合:ボルト軸方向の引張力で荷重を伝達する方式。
  • 支圧接合:摩擦に加えてボルト軸部のせん断・支圧も利用する方式。

締付け管理の方法にはトルクコントロール法とナット回転法があり、現場では専用トルクレンチやシャーレンチ(破断型)が広く使われます。破断型では一定のトルクに達するとボルト先端のピンテールが切断されるため、目視で締付け完了を確認できます。

高力ボルトは超高層ビル・橋梁・工場建屋など大型鉄骨構造物の接合に不可欠な部材であり、溶接と並んで構造物の安全性・耐久性を担保する重要な技術です。

使い方・例文

超高層ビルの鉄骨梁と柱をつなぐ接合部に高力ボルトが用いられており、工事現場でシャーレンチによる締付け管理が行われます。

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