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トルクレンチとは?

とるくれんち

トルクレンチとは、ボルトやナットを規定のトルク(締め付け力)で正確に締め付けるために使う、専用の締め付け工具です。

トルクレンチ(torque wrench)とは、ボルトナットを締める際に「どれだけの力(トルク)で締めたか」を測定・管理できる専用工具です。通常のレンチやスパナは感覚で締め付け力を判断しますが、トルクレンチを使えば規定のトルク値(単位:N·mやkgf·cmなど)に達した時点でクリック音や空転によって知らせてくれます。

トルク管理が必要な理由は、締め付けが弱すぎると部品のゆるみや脱落、強すぎるとボルトの破断や被締結物の変形・損傷が起きるためです。特に以下のような場面では適切なトルク管理が不可欠です。

  • 自動車整備:タイヤ交換時のホイールナット締め付け・エンジン部品の組み付け
  • 自転車・バイク整備:カーボンパーツや精密部品の締め付け管理
  • 建築・プラント:構造ボルトやフランジボルトの施工管理

主な種類には、設定値で「カチッ」と空転するプリセット型(クリック型)、目盛りで値を読むビーム型、デジタル表示型などがあります。自動車の整備書やメーカーの仕様書には部位ごとの規定トルクが記載されており、その値に合わせてトルクレンチを設定して使用します。

使い方・例文

「タイヤ交換後のホイールナットをトルクレンチで規定の103N·mに締め付けた」のように、自動車整備や精密機器の組み立て場面でよく使われる言葉です。

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