骨粗鬆症とは?
こつそしょうしょう
骨粗鬆症とは、骨の密度や強度が低下して骨折しやすくなる疾患で、特に高齢の女性に多く、背骨・股関節・手首などに骨折が起きやすくなります。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は、骨量(骨密度)の低下と骨の微細構造の劣化によって骨が脆弱になり、骨折のリスクが高まる疾患です。「沈黙の病」とも呼ばれ、骨折が起きるまで自覚症状がほとんどないことが特徴です。
骨は常に「骨吸収(古い骨を溶かす)」と「骨形成(新しい骨を作る)」のバランスで維持されていますが、加齢・閉経後のエストロゲン低下・カルシウム不足・運動不足などによってこのバランスが崩れ、骨量が減少します。特に閉経後の女性はエストロゲンが急激に低下するため、骨密度が急速に減少しやすく、患者の大多数を占めます。
好発骨折部位は次の3か所です。
- 脊椎(背骨):圧迫骨折により背が縮む・背中が曲がる
- 大腿骨頸部(股関節付近):転倒で骨折しやすく、寝たきりの原因にもなる
- 橈骨遠位端(手首):転倒時に手をついて骨折
診断にはDXA法による骨密度測定が標準的に使用されます。治療には、カルシウム・ビタミンD・ビタミンKの摂取、ビスホスホネート系薬・SERM・デノスマブなどの薬物療法、適度な荷重運動、転倒予防が組み合わせて行われます。
使い方・例文
高齢の親が転倒して背骨を骨折し、「骨粗鬆症が原因でしょう」と医師から説明を受けたり、健診で骨密度を測って早期に発見されたりする場面でよく登場します。
この用語をシェア
最終更新: