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骨移植とは?

こついしょく

骨移植とは、失われた・欠損した骨の部分に骨組織を移植して骨の再生・癒合を促す外科的治療法です。

骨移植(骨グラフト)は、骨欠損・偽関節・脊椎固定・人工関節周囲の骨欠損などに対して、骨組織を移植して骨の修復・再生を図る外科手術です。整形外科・口腔外科・脳神経外科など幅広い領域で行われます。

骨移植材の種類は大きく以下に分類されます。

  • 自家骨移植:患者自身の骨(主に腸骨稜)を採取して移植する。骨誘導・骨形成・骨伝導の三機能を全て持ち、最も確実な方法だが採取部の合併症がある
  • 同種骨移植(アロ移植):献体・骨バンクから提供された他者の骨を使用。量を確保しやすいが感染・免疫反応のリスクがある
  • 人工骨・骨代替材:ハイドロキシアパタイト・β-TCPなどのセラミックス系素材。感染リスクがなく形状加工が容易だが骨形成能は自家骨に劣る
  • 骨形成タンパク質(BMP):骨誘導能を持つ生体活性因子を使った製剤

移植された骨は骨伝導(足場として新生骨が伸びる)・骨誘導(周囲の細胞を骨芽細胞に分化させる)・骨形成(移植骨自身の細胞が骨を作る)の機序で宿主骨と癒合します。脊椎固定術・偽関節治療・骨腫瘍切除後の再建など、現代整形外科手術には欠かせない技術です。

使い方・例文

骨折後に骨がうまくくっつかない偽関節の患者に対して、腸骨から自家骨を採取して骨折部に移植・固定する手術が、自家骨移植(骨移植)の代表的な場面です。

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