飽和水溶液とは?
ほうわすいようえき
飽和水溶液とは、一定の温度・圧力のもとで、それ以上溶質を溶かすことができない状態の水溶液のことです。
飽和水溶液とは、ある温度・圧力の条件下において、溶媒(主に水)に溶質(食塩や砂糖など)が最大限溶け込み、それ以上は溶けない状態になった水溶液を指します。
物質が水に溶ける量には限界があり、その限界量を溶解度といいます。100gの水に溶かすことができる溶質の最大量(グラム数)が溶解度として表されます。この溶解度ちょうどまで溶質が溶けている状態が飽和水溶液であり、それ以上溶質を加えると溶け残りが生じます。
飽和水溶液に関する重要なポイントは次のとおりです。
- 温度依存性:多くの固体の溶解度は温度が上がると増加する。そのため飽和状態は温度によって変化する
- 再結晶:高温で作った飽和水溶液を冷やすと、溶けていた溶質が結晶として析出する(これを再結晶という)
- 気体の溶解度:気体の場合は逆に温度が高いと溶解度が下がる(炭酸飲料を温めると気泡が出るのはこのため)
飽和水溶液の概念は、化学の実験や工業的な結晶製造、食品加工など幅広い分野で活用されています。例えば塩の製造では、塩水(食塩水)を蒸発させることで飽和状態を超えさせて食塩を結晶として取り出します。理科の授業では食塩やミョウバンなどを使って飽和水溶液と再結晶を学ぶ実験が行われます。
使い方・例文
ミョウバンを熱湯に溶かして飽和水溶液を作り、冷やすことで大きな結晶を作る実験を行った。
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