頭足類とは?
とうそくるい
頭足類とは、タコ・イカ・オウムガイなどが属する軟体動物の一群で、頭部から直接腕(触手)が伸びる高度に発達した無脊椎動物です。
頭足類(頭足綱・Cephalopoda)は軟体動物門に属する動物群で、その名の通り「頭(cephalo)」から「足(pod)」が生えているという体の構造を特徴とします。現生種にはタコ目・コウイカ目・ツツイカ目・オウムガイ目などが含まれ、世界の海洋に約800種以上が生息しています。
頭足類の主な特徴は以下の通りです。
- 高度な神経系と知能:無脊椎動物の中で最も発達した神経系を持ち、問題解決・学習・道具使用が観察される
- 体色変化:皮膚の色素胞(クロマトフォア)を使い、瞬時に模様・色を変えてカモフラージュや信号に使う
- ジェット推進:外套腔に吸い込んだ水を勢いよく噴出して素早く移動できる
- 墨(インク)の噴出:天敵から身を守るために墨を噴射する種が多い
かつては殻を持つ種(アンモナイトなど)が繁栄しており、オウムガイはその生き残りとされています。タコやイカは殻を体内に退化させるか消失させることで、より機敏な動きを獲得しました。頭足類は水産資源として重要なほか、そのカモフラージュ技術や知能はロボット工学や素材科学の研究にも応用されています。
使い方・例文
「スルメイカやマダコはいずれも頭足類に分類され、高い知能と体色変化能力を持つ海の無脊椎動物です。」のように、生物分類の説明で使われます。
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