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電気鍼とは?

でんきしん

電気鍼とは、刺入した鍼に微弱な電流を流すことで鍼の刺激効果を高める治療法で、鎮痛や筋機能の回復に広く用いられます。

電気鍼(でんきはり)は、電気刺激鍼・通電鍼とも呼ばれ、皮膚に刺した鍼(通常2本以上)に専用の装置から微弱な電流を流すことで、鍼の刺激効果を強化・安定させる治療法です。通電する鍼の対を「電極」として扱い、鍼の間に電流を通すことで持続的な刺激を与えます。

電気鍼が広く用いられるようになったのは20世紀中盤以降で、日本中国・欧米のいずれでも研究・臨床応用が進んでいます。使用する電流の種類(周波数・波形)によって異なる生理学的効果が期待され、低周波(2〜4Hz)はβ-エンドルフィン放出による深い鎮痛、高周波(80〜100Hz)はエンケファリン放出と筋緊張緩和に関連するとされています。

電気鍼の主な適応は以下の通りです。

  • 慢性・急性の腰痛・頸肩痛
  • 神経痛(坐骨神経痛・三叉神経痛など)
  • 筋肉の萎縮・麻痺のリハビリ
  • 関節炎・スポーツ障害の疼痛管理
  • 鍼麻酔(外科手術補助)

手技による鍼より均一な刺激量を維持しやすく、治療効果の再現性が高い点が特徴です。施術中は電気的なピリピリ感や筋肉の収縮感を感じることがあります。

使い方・例文

ぎっくり腰の痛みを和らげるために鍼灸院を訪れた際、患部に鍼を刺した後に電極クリップを取り付けて電流を流す電気鍼の施術を受けることがあります。

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