長音階とは?
ちょうおんかい
長音階とは、西洋音楽で明るく開放的な響きを持つ音の並びで、「全全半全全全半」の音程パターンで構成される音階です。
長音階(major scale、メジャースケール)は、西洋の調性音楽において最も基本的な音階のひとつです。1オクターブ(8音)を「全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音」という一定の音程パターンで並べたもので、このパターンがどの音を出発点(主音)にしても同じ明るい響きを生み出します。
長音階の特徴を整理すると次のとおりです。
- ハ長調(Cメジャー)では、ピアノの白鍵だけを使ってドレミファソラシドと弾ける
- 主音から数えて3番目の音(第3音)が主音と「長3度」の関係にあるのが「長」と呼ばれる理由
- 反対に3番目が「短3度」の音階が短音階(マイナースケール)で、暗く哀愁のある響きを持つ
- 全12音それぞれを主音にした12種類の長音階が存在する(ハ長調・ト長調・ニ長調など)
長音階は楽曲の「調」を決める基盤となります。「ハ長調の曲」はハ長調の長音階の音を中心に構成されているという意味です。西洋クラシック音楽はもちろん、ポップス・ジャズ・ロックまで、現代のほとんどの音楽で長音階が基礎として使われています。
楽器の練習ではスケール練習(音階練習)として長音階を繰り返すことが多く、指の運びや音程感覚を鍛える基本訓練として位置づけられています。
使い方・例文
ピアノでド(C)から白鍵のみを順番に弾いてドレミファソラシドと弾くと、それがハ長調の長音階です。明るく親しみやすい響きで、童謡やポップスのメロディの多くがこの音階を使っています。
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