鎧竜類とは?
よろいりゅうるい
鎧竜類とは、体の背面が骨板や鱗甲板で覆われた植物食恐竜のグループで、アンキロサウルスやノドサウルスなどが代表的な種です。
鎧竜類(よろいりゅうるい、Ankylosauria)は、鳥盤類に属する恐竜のグループで、体の背面から側面にかけて骨板(オステオダーム)と呼ばれる骨質の甲板が密に並んでいることが最大の特徴です。この重装甲の体が「鎧」に例えられ、鎧竜という名前がつけられました。
鎧竜類はさらに二つのグループに分けられます。
- アンキロサウルス科:尾の先端に骨が融合した巨大なハンマー状の「尾棍棒」を持ち、肉食恐竜への攻撃手段として使ったと考えられています。アンキロサウルスが代表種。
- ノドサウルス科:尾棍棒を持たず、肩にトゲ状の突起を持つものが多い。ボレアロペルタなどが知られています。
鎧竜類はジュラ紀中期ごろから出現し、白亜紀末まで生息しました。四足歩行の植物食で、体長は種によって3〜9メートル程度まで幅があります。低い位置に生える植物を食べるために体が扁平で横幅が広く、重心が低い構造になっています。
重装甲は大型肉食恐竜への対抗手段として進化したと考えられており、現代のアルマジロやウミガメの甲羅と機能的に類似した防御戦略です。近年の研究では、一部の種に色素を持つ甲板があったことが示唆されており、体色に関する議論も進んでいます。
使い方・例文
アンキロサウルスは鎧竜類の代表として多くの恐竜図鑑や映画に登場し、「鎧をまとった戦車のような恐竜」として紹介されます。化石展示では甲板が密集した独特の背面の構造が注目を集めます。
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