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銅精鉱とは?

どうせいこう

銅精鉱とは、銅鉱石浮遊選鉱などで濃縮した中間産物であり、銅製錬の主要な原料となるものです。

銅精鉱(どうせいこう、copper concentrate)とは、採掘した銅鉱石を破砕・粉砕したのち、浮遊選鉱(フローテーション)などの選鉱処理を施して銅品位を高めた中間産物のことです。

原鉱石の銅品位は一般に0.5〜2%程度と低いため、そのまま製錬するには効率が悪く輸送コストも高くなります。そこで採掘現場または付近の選鉱場で不要な岩石成分(脈石)を取り除き、銅品位を20〜30%程度に高めた銅精鉱に仕上げてから製錬所に送ります。

銅精鉱の主成分は黄銅鉱(カルコパイライト、CuFeS₂)であることが多く、このほか斑銅鉱・輝銅鉱なども含まれます。また金・銀・モリブデンなどの有価金属も微量含まれており、製錬工程で回収されます。一方、砒素・鉛・ビスマスなどの不純物元素が多い場合は製錬上の問題や環境負荷となるため、購買規格で上限が設けられています。

銅精鉱は国際商品として取引され、産出国(チリ・ペルー・インドネシアなど)から消費国の製錬所へ船で輸送されます。製錬費用(TC/RC)は売買契約において重要な条件となっています。

使い方・例文

チリの銅山で採掘した鉱石を選鉱して銅品位25%程度の銅精鉱にしてから、日本の製錬所へ輸出するのが典型的な流れです。

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