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銅版画とは?

どうはんが

版画とは、銅板に彫刻や腐食で図柄を刻み込み、インクを押し出して刷る凹版印刷の版画技法です。

版画(どうはんが)は、銅板を版として使用する版画技法で、彫刻刀や腐食液によって版面に溝(凹部)を作り、そこにインクを詰めて紙に刷り取る凹版印刷の一形式です。

技法はその制作方法によって大きく二つに分類されます。

  • 直接法(エングレービング・ドライポイントなど):ビュランや針で直接銅板を彫刻する方法。エングレービングは硬く鋭利な刃で版を彫り込むため繊細な線が得られます。ドライポイントは針で銅板を引っかき、バリ(まくれ)による独特の毛羽立った線が特徴です。
  • 腐食法(エッチング・アクアチントなど):防食剤を塗った銅板に針で描画し、酸で腐食させて溝を作る方法。エッチングは自由な描線が可能で、アクアチントは色調のグラデーション表現に優れています。

銅版画はルネサンス期のヨーロッパで発展し、デューラーやレンブラントなど多くの巨匠が優れた作品を残しています。版は繰り返し刷るほど摩耗するため、刷り数が少ない初期の刷りほど品質が高いとされます。

現代でも美術家が制作に用いるほか、紙幣や公式印刷物にも銅版印刷の技術が活かされています。

使い方・例文

美術史の授業や展覧会で、レンブラントの銅版画作品が紹介されることがあります。細い線が幾重にも重なって陰影を作り出す精緻な表現は、銅版画ならではの深みを感じさせます。

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