銀葉とは?
ぎんよう
銀葉とは、香道において香木を直接火にかけないよう炭の上に置く薄い金属製の板のことです。
銀葉(ぎんよう)とは、香道の聞香(もんこう)において使用される道具のひとつで、香炉の灰の中に埋めた炭の上に置く薄い金属板です。
香道では、香木を直接炭火に触れさせると焦げて雑味のある煙が出てしまいます。そこで銀葉を炭の上に敷き、その上に香木を載せることで、間接的な輻射熱でゆっくりと香を温め、香木の香気成分を穏やかに揮発させる仕組みになっています。
銀葉の素材はもともと銀が用いられていましたが、現在では雲母(マイカ)製が一般的です。雲母は熱伝導が適度で割れにくく、香りに影響を与えない点が優れており、雲母銀葉とも呼ばれます。形は丸型や正方形など流派によって異なります。
銀葉の扱い方は香道の作法のなかでも重要な技術のひとつで、灰の表面への置き方や炭との距離加減が香りの質に直結します。適切な温度管理によって、香木本来の上品な香気が引き出されるため、熟練した技法が求められます。銀葉は香炉・香箸・香さじとともに聞香の必需道具とされています。
使い方・例文
聞香の席では、灰を整えた香炉に炭を埋め、その上に銀葉を水平に置いてから香木の小片を載せて香りを聞きます。
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