雲母とは?
うんも
雲母とは、薄く剥がれる性質を持つケイ酸塩鉱物の総称で、電気絶縁性や耐熱性に優れた鉱物です。
雲母(うんも)は、アルミニウムやカリウム、マグネシウムなどを含むケイ酸塩鉱物のグループ総称で、英語では「mica(マイカ)」と呼ばれます。層状の結晶構造を持ち、薄い板状に容易に剥がれる「劈開(へきかい)」という性質が最大の特徴です。
代表的な種類には以下があります。
- 白雲母(マスコバイト):カリウムを多く含む透明〜淡色の雲母
- 黒雲母(バイオタイト):鉄やマグネシウムを含む黒〜褐色の雲母
- 金雲母(フロゴパイト):マグネシウムに富む金〜黄色の雲母
- リチア雲母(レピドライト):リチウムを含む紫〜ピンク色の雲母
雲母は電気を通さない優れた絶縁体であり、かつ高温でも安定していることから、電子部品・コンデンサ・耐火材などに工業的に利用されてきました。また化粧品の光沢原料としても広く使われています。花崗岩や変成岩に多く含まれ、地質調査の指標鉱物にもなります。
日本では古くから「きらら」とも呼ばれ、その光る薄片が和名の由来とされています。
使い方・例文
「化粧品のラメ感を出すために雲母(マイカ)が配合されている。」のように、コスメ成分表や岩石・鉱物の解説で登場します。
この用語をシェア
最終更新: