マイカとは?
まいか
マイカとは、雲母(きら)とも呼ばれる天然鉱物で、化粧品に輝きや発色を与える光反射性顔料として広く使われています。
マイカ(Mica)は、ケイ酸塩を主成分とする層状構造の天然鉱物の総称で、日本語では「雲母(きら)」と呼ばれます。結晶が薄い層状に剥離する性質を持ち、表面が滑らかで光を均一に反射・散乱させるため、古くから化粧品・塗料・電子部品など幅広い分野で利用されてきました。
化粧品分野では、ファンデーション・アイシャドウ・リップカラー・ハイライターなどに配合され、肌にパール感や自然な艶をもたらす役割を担います。マイカ自体は無色〜白色ですが、表面に酸化チタンや酸化鉄などの金属酸化物をコーティングすることで、様々な色調や光沢感を演出することができます。この加工品は「パール顔料」や「合成マイカ」とも呼ばれます。
化粧品向けマイカの主な特性は以下の通りです。
- 光を柔らかく反射し、肌の凹凸をカバーする
- 皮膚への付着性が高く、化粧持ちを向上させる
- 天然素材のため肌刺激が少ない
- 耐熱性・絶縁性にも優れる
一方、天然マイカの採掘は途上国の児童労働問題とも関連しており、倫理的なサプライチェーンへの関心が高まっています。そのため、化学的に合成されたフッ素金雲母(合成マイカ)への切り替えを進めるメーカーも増えています。
使い方・例文
アイシャドウやハイライターの成分表示で「マイカ」「合成金雲母」と記載されているのがよく見られます。キラキラとした輝きをもたらす成分として、グリッター系コスメにも欠かせない原料です。
この用語をシェア
最終更新: