連続鋳造とは?
れんぞくちゅうぞう
連続鋳造とは、溶融した金属を型に流し込みながら連続的に凝固させて長い金属素材を製造する製鉄・金属加工の方法です。
連続鋳造(れんぞくちゅうぞう、英語:continuous casting)とは、溶融した金属を水冷された鋳型(モールド)に連続的に注ぎ込み、凝固させながら引き抜くことで長尺の金属素材を製造する方法です。鉄鋼業を中心に、アルミニウム・銅など多くの金属の成形に用いられています。
従来の造塊法(インゴット法)では、溶鋼を個別の鋳型に流し込んでスラブやブルームを作り、後工程の圧延で成形していました。連続鋳造はこのプロセスを大幅に効率化し、溶融金属をほぼ途切れなく素材に変換します。
連続鋳造の工程は大まかに以下のとおりです。
- 製鋼炉で作られた溶鋼を取鍋に受ける
- タンディッシュ(中間容器)を介して水冷銅製モールドへ注入
- モールド内で外層が凝固し始めた半凝固体を下方へ引き抜く
- 二次冷却帯でスプレー水をかけて完全凝固させる
- 所定の長さに切断してスラブ・ブルーム・ビレットなどを得る
連続鋳造の普及により、歩留まり(有効製品割合)が大幅に向上し、エネルギー消費も削減されました。現在、世界の粗鋼生産の大部分が連続鋳造によって行われており、自動車・建設・造船など幅広い産業を支える基盤技術となっています。
使い方・例文
鉄鋼メーカーの製造工程を紹介するドキュメンタリーや工場見学では、連続鋳造の設備(連鋳機)から赤熱したスラブが次々と引き出される様子が映し出されます。
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