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連系線とは?

れんけいせん

連系線とは、異なる電力会社供給エリア同士、または異なる周波数の系統をつなぐ送電設備のことで、電力の広域融通を可能にする電力インフラです。

連系線とは、隣接する電力系統供給エリア)を相互につなぐ送電線・変電設備の総称です。日本では旧来の電力会社の管轄ごとに系統が分かれており、これらをつなぐことで、ある地域で電力が余っているときに不足している地域へ融通できる仕組みが整備されています。

日本の連系線は大きく3種類に分けられます。

  • 交流連系線:同一周波数(例:北海道本州間AC連系)の系統をつなぐ設備
  • 直流連系線(周波数変換設備):東日本(50Hz)と西日本(60Hz)をつなぐ佐久間・新信濃・東清水の周波数変換設備
  • 北海道本州間直流連系:海峡横断の海底ケーブルを含む直流連系線

連系線の容量(送電できる最大電力量)は限られており、この「連系線の壁」が全国規模での電力融通の制約要因となっています。特に東西間の連系容量は長年、数百万kW程度にとどまっており、東日本大震災時に西日本の余剰電力を東日本に融通できなかった要因のひとつとなりました。

現在、経済産業省やOCCTOは広域送電網の整備計画(マスタープラン)のもとで、連系線容量の拡大を進めています。再生可能エネルギーが特定地域(北海道・九州など)に集中して立地する傾向があるため、その電力を全国に送る上でも連系線の増強は喫緊の課題とされています。

使い方・例文

九州で太陽光発電が余剰となった際に関西や中国地方へ電力を送ったり、電力需給がひっ迫した地域に他エリアから融通するといった場面で、連系線の容量や空き状況が問題になります。

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