超音波センサーとは?
ちょうおんぱせんさー
超音波センサーとは、人間の耳には聞こえない高周波の超音波を発射し、物体に反射して戻ってくるまでの時間を計測することで距離や障害物を検知するセンサーです。
超音波センサー(ちょうおんぱセンサー)は、人の可聴域(およそ20Hz〜20kHz)を超える周波数の音波(超音波)を利用して、物体との距離や障害物の有無を検知する電子部品です。「ソナーセンサー」とも呼ばれ、コウモリや水中のクジラが使う反響定位(エコーロケーション)と同じ原理で動作します。
動作原理はシンプルです。センサーから超音波パルスを発信し、前方の物体に当たって反射した音波が戻ってくるまでの時間(飛行時間:ToF)を計測します。音速(常温の空気中でおよそ340m/s)から距離を計算式(距離=音速×時間÷2)で求めます。
超音波センサーの主な用途は多岐にわたります。
- 自動車のパーキングセンサー・バックソナー:駐車時の障害物検知に使用。後方や側面への距離をドライバーに伝える
- 自動ドア・タッチレス水栓:人の接近を検知してドアを開閉したり水を出したりする
- ドローン・ロボット:障害物回避や高度制御に活用
- 産業用レベルセンサー:タンク内の液体や粉体の残量を非接触で計測
- 医療超音波(エコー):体内臓器の可視化(こちらは画像化が目的)
超音波センサーの利点は、光が届かない環境や透明物体の検知にも対応できること、低コストで実装が容易なことです。一方で、柔らかい素材や吸音性の高い素材では反射が弱く検知精度が落ちること、測定距離に限界があること(数センチ〜数メートル程度)、温度や風の影響を受けやすいことが欠点として挙げられます。
使い方・例文
「バック駐車をする際、車両後部の超音波センサーが壁との距離を検知して、距離に応じて警告音の間隔を短くして危険を知らせた」というように、自動車の安全装備や自動化技術の説明で頻繁に登場します。
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