超音波ガイド下注射とは?
ちょうおんぱがいどかちゅうしゃ
超音波ガイド下注射とは、超音波(エコー)装置でリアルタイムに針の位置を確認しながら行う、より安全で正確な注射療法です。
超音波ガイド下注射とは、超音波(エコー)装置を使って針先・注射部位・周囲の血管・神経・腱などをリアルタイムに可視化しながら行う注射手技です。整形外科・ペインクリニック・リウマチ科などで広く普及しています。
従来の「ランドマーク法」では体表の骨や筋肉の触診だけを頼りに針を刺していたため、目的部位への到達精度には限界があり、血管穿刺や神経損傷のリスクもありました。超音波ガイドを用いることで、針が正確に目的部位(関節腔・腱鞘・滑液包・神経周囲など)に到達していることを確認しながら安全に薬剤を注入できます。
主な用途は以下のとおりです。
- 関節内注射(ヒアルロン酸・ステロイド):膝・肩・股関節など
- 腱鞘内注射:ド・ケルバン病・ばね指など
- 神経ブロック:末梢神経周囲への局所麻酔・ステロイド注射
- 滑液包炎への注射・穿刺
- 筋膜リリース(ハイドロリリース)
放射線被曝がなく、ベッドサイドでリアルタイムに施行できる点も大きな利点です。注射精度の向上により薬剤使用量の削減や合併症リスク低減にもつながると考えられています。
使い方・例文
肩の痛みに対して超音波プローブを肩に当てながら肩峰下滑液包を画面で確認し、針先を見ながらステロイドを注入する手技が、超音波ガイド下注射の典型的な場面です。
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