資源採掘(宇宙)とは?
しげんさいくつうちゅう
宇宙資源採掘とは、月や小惑星などの天体から水・金属・ヘリウム3などの資源を採取・利用する宇宙開発の取り組みです。
宇宙資源採掘とは、月・小惑星・火星などの天体に存在する資源を探査・採取し、経済的・科学的に利用しようとする宇宙開発の新領域です。地球資源の枯渇懸念や宇宙探査コストの削減を背景に、官民双方で研究・実証が進んでいます。
注目される宇宙資源には主に以下のものがあります。
- 水(氷):月の極域クレーターに存在が確認されており、電気分解で水素・酸素のロケット推進剤に転換できる
- 希少金属・白金族金属:小惑星には地球より高濃度の鉄・ニッケル・白金が含まれると考えられている
- ヘリウム3:月面に太陽風由来で蓄積し、核融合炉の燃料候補として将来価値が期待される
- レゴリス(月面土壌):建材や遮蔽材として月面基地の建設に利用できる
法的枠組みとして、2015年に米国が宇宙資源の私有を認める法律を成立させ、日本でも2021年に宇宙資源法が施行されました。JAXAや民間企業が月資源探査に参画しており、将来の月面基地運営では現地調達による「宇宙経済圏」の形成が期待されています。
使い方・例文
月の南極付近にある氷を採取して水素と酸素に分解し、月から出発するロケットの燃料に使う構想が宇宙資源採掘の典型的なシナリオです。
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