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象牙質齲蝕とは?

ぞうげしつうしょく

象牙質齲蝕とは、歯の表面エナメル質を超えて内側の象牙質まで進行したむし歯で、痛みや知覚過敏が現れやすい段階です。

象牙質齲蝕(ぞうげしつうしょく)とは、むし歯(齲蝕)がエナメル質の内側にある象牙質まで達した状態を指します。齲蝕の進行度を表すC分類では「C2」に相当し、初期の「C1(エナメル質齲蝕)」よりも進んだ段階です。

象牙質はエナメル質よりも軟らかく、象牙細管と呼ばれる微細な管が多数通っています。酸産生細菌がこの部位まで到達すると、エナメル質齲蝕よりも速いペースで病変が広がります。象牙細管は歯髄(神経)につながっているため、冷たいものや甘いもの・ブラッシング時などに知覚過敏や痛みを感じやすくなります。

象牙質齲蝕の症状と特徴は次のとおりです。

  • 冷たい飲食物や甘いものに対する一過性の鋭い痛み
  • 患部の変色(黒褐色〜茶色)や軟化した組織の存在
  • 放置すると歯髄炎(神経の炎症)や根尖性歯周炎へ進行する

治療は感染した象牙質を除去し、コンポジットレジンや金属・セラミックによる補綴(詰め物・被せ物)で修復するのが基本です。早期に治療を行えば神経(歯髄)を保存できますが、さらに進行すると歯髄処置(根管治療)が必要になります。日常的なフッ素塗布と定期検診が予防・早期発見に有効です。

使い方・例文

歯科検診で「C2」と診断された場合が象牙質齲蝕に当たります。冷たいものがしみる症状が出始めたときは象牙質まで進行していることが多く、早めの受診が推奨されます。

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