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語義の縮小とは?

ごぎのしゅくしょう

語義縮小とは、ある言葉の意味が時代を経るにつれて、もとより狭い範囲や特定の意味だけを指すように変化する現象のことです。

語義縮小(ごぎのしゅくしょう)とは、言語の歴史的変化のひとつで、ある語がもともと持っていた広い意味が、時代とともに一部の意味だけに限定されていく現象です。意味の特殊化・特化とも呼ばれます。

この現象が起きる背景にはいくつかの要因があります。社会的・文化的な変化によって語の使用場面が特定領域に偏ると、徐々にその領域特有の意味だけが残ります。また、類義語や新語の出現によって、もとの語が特定の用法に追いやられる場合もあります。

日本語の例としては「米(こめ)」が挙げられます。古くは穀物全般を指す語でしたが、現在では稲の実だけを指すように縮小しました。英語では「hound」がもともと「犬」全般を意味していたのが、今は特定の猟犬の種類を指すようになった例が知られています。「meat」もかつては食べ物全般を指していましたが、現在は「肉」に限定されています。

語義の縮小は語義の拡大と対をなす概念で、どちらも言語が社会と共に変化する様子を示す重要な現象です。意味変化の研究は歴史言語学・意味論の中心的なテーマのひとつです。語の本来の意味を知ることで、文化や社会の変遷を読み解く手がかりにもなります。

使い方・例文

「『犬』を意味していた語が特定の猟犬だけを指すように変わったのは、語義の縮小の典型例だ」のように、言語学や国語教育の文脈で使われます。

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