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語義の拡大とは?

ごぎのかくだい

語義拡大とは、ある言葉がもともと持っていた限定的な意味が、時代を経るにつれてより広い範囲の意味を持つように変化する現象です。

語義拡大(ごぎのかくだい)とは、ある語が当初よりも広い意味や対象を指すようになる意味変化現象です。意味の一般化・拡張とも呼ばれ、語義の縮小と対をなします。

語義が拡大する背景にはさまざまな要因があります。技術・文化の普及によって特定の事物や概念が日常生活に入り込むと、もとは専門用語だった語が一般語化することがあります。また、比喩的な用法が定着して文字通りの意味を超えて使われるようになる場合もあります。

日本語の例としては「サーフィン」があります。もともとは波乗りを指していましたが、「ネットサーフィン」のようにインターネットを気ままに閲覧する行為にも使われるようになりました。「ブランド」もかつては焼き印・商標を意味していましたが、現在は企業イメージや認知全体を指す広い意味を持ちます。英語の「bird」はかつてヒナ鳥を指していたのが、成鳥も含む鳥全般を指すようになりました。

語義の拡大は言葉の利便性を高め、新しい概念を表現するための語彙コストを下げる機能を果たします。一方で、もとの意味との区別が曖昧になったり、専門用語が日常語に取り込まれることで精度が下がるという側面もあります。歴史言語学・意味論では言語変化の重要な類型として研究されています。

使い方・例文

「もともと波乗りを指した語がインターネット閲覧にも使われるようになったのは、語義の拡大の好例だ」のように、言語の変化を説明する場面で使われます。

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