見当とは?
みとう
見当とは、「見当がつく」「見当外れ」などの慣用句で使われる「おおよその目安・予測」という意味のほか、印刷・版画で色合わせに使う位置合わせ記号のことも指します。
日常語としての見当は「おおよその目安・見通し・推測」を意味します。「見当がつく(予測できる)」「見当外れ(予測がはずれる)」「見当がつかない(まったくわからない)」など慣用的な表現として広く使われます。見当が正確であれば「的を射ている」状態、不正確であれば「見当違い」と表現されます。方向や場所のおおよその見当をつける、という使い方も一般的です。
専門的な意味としては、印刷・版画の世界で使われる技術用語でもあります。多色刷り版画(特に浮世絵木版画)において、複数の版木を重ねて正確に色を重ねるための位置合わせ記号・切り込みを「見当」と呼びます。「見当を合わせる」ことで各色が正確に重なり、ズレのない鮮やかな多色刷りが実現します。この技術は江戸時代中期の錦絵(多色刷り浮世絵)の発展において非常に重要な役割を果たしました。
語源については諸説あり、見通す・見積もるという動詞的な意味から名詞化したものと考えられています。日常会話から専門用語まで幅広く使われる点が特徴的な語です。
使い方・例文
「彼の年齢は見当がつかない」のように推測・予測の場面で使われるほか、浮世絵の解説では版木の位置合わせ技術として登場します。
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