裸子植物とは?
らししょくぶつ
裸子植物とは、胚珠(種子のもと)が子房に包まれず裸の状態で露出している植物のグループです。
裸子植物(らししょくぶつ)とは、種子植物のうち胚珠が子房に包まれず外部に露出している植物の総称です。これに対し、胚珠が子房に包まれているグループを被子植物と呼びます。
裸子植物の最大の特徴は、花びらや子房を持たず、雌花の鱗片(りんぺん)の上に胚珠が直接ついている点です。受精後、胚珠はそのまま種子になります。マツボックリ(松かさ)はこの構造の典型例で、鱗片の間に種子が挟まった状態を観察できます。
代表的な裸子植物には次のようなものがあります。
- マツ・スギ・ヒノキ(針葉樹として建材や林業に重要)
- イチョウ(生きた化石とも呼ばれ、恐竜時代から形を変えていない)
- ソテツ(南国の景観植物として知られる)
- トウヒ・モミ(クリスマスツリーに使われる)
裸子植物は約3億年以上前から地球上に存在し、かつては陸上植物の主役でしたが、その後被子植物が繁栄して種数では上回られています。現在も針葉樹林(タイガ)を形成し、地球の森林面積の大きな部分を占めるなど、生態系・気候調節・木材資源として重要な役割を担っています。
使い方・例文
理科の授業でマツの雌花を観察し「これが裸子植物の特徴だ」と学んだり、イチョウ並木を見て「裸子植物は秋に黄葉する」と説明したりする場面で登場します。
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