菜種油とは?
なたねあぶら
菜種油とは、アブラナの種子を搾って作られる植物油で、淡白な風味と高い耐熱性を持ち、日本の家庭料理に広く使われます。
菜種油(なたねあぶら)は、アブラナ(菜種)の種子を圧搾・精製して得られる植物性食用油です。日本では古くから家庭料理に使われてきた油の一つで、現代でも揚げ物・炒め物・ドレッシングなど幅広い用途で活躍しています。
菜種油の特徴は、癖のないあっさりした風味と、比較的高い発煙点(約220〜230℃)です。この耐熱性の高さにより、天ぷらや唐揚げなど高温調理に適しています。精製度合いによって、透明感のある淡黄色の「精製菜種油」と、独特の香りと色を持つ「圧搾一番搾り」などに分かれます。
栄養面では、以下の特徴があります。
- 一価不飽和脂肪酸のオレイン酸を多く含む(約60%前後)
- α-リノレン酸(オメガ3脂肪酸)も含む
- ビタミンE(トコフェロール)を含む抗酸化作用
- コレステロールを含まない植物油
かつての菜種油にはエルカ酸という成分が多く含まれていましたが、現代では品種改良によりエルカ酸の少ない「キャノーラ油」が主流となっています。キャノーラ油は菜種油の一種で、健康への配慮から世界各地で普及しています。環境負荷が比較的低い作物から作られることも評価されています。
使い方・例文
菜種油は天ぷらや揚げ物に使うと、さっぱりとした仕上がりになります。炒め物にも風味の邪魔をしないため幅広い料理に使いやすく、日本の家庭料理では定番の食用油です。
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