キャノーラとは?
きゃのーら
キャノーラとは、セイヨウアブラナから改良された品種で、食用油「キャノーラ油」の原料として世界的に栽培されている油料作物です。
キャノーラ(Canola)は、アブラナ科に属するセイヨウアブラナ(Brassica napus)を品種改良した油料作物です。1970年代にカナダの研究者が、従来のアブラナ油に多く含まれていた健康上の懸念があるエルカ酸(エルシン酸)とグルコシノレート(からし油配糖体)を低減させることに成功し、「キャノーラ」として確立しました。名前は「カナダ(Canada)」と「オイル(oil)」を組み合わせた造語に由来します。
キャノーラ油は現在、世界で最も消費される植物油のひとつです。その主な特徴は以下の通りです。
- 飽和脂肪酸の含有量が植物油の中で最低水準で、心臓血管への負担が少ないとされます
- オレイン酸(一価不飽和脂肪酸)を豊富に含み、酸化しにくい特性があります
- オメガ-3脂肪酸(α-リノレン酸)をほかの多くの植物油より多く含んでいます
- 風味が淡白なため、様々な料理に使いやすい汎用性があります
主要生産国はカナダ、中国、欧州連合加盟国などです。日本では「菜種油」「なたね油」として長く親しまれており、キャノーラ油はその現代的な改良版にあたります。揚げ物・炒め物・マーガリンの原料など幅広い用途で使われています。
使い方・例文
スーパーマーケットで販売されている「キャノーラ油」や「菜種サラダ油」はこの作物が原料です。加工食品・ドレッシング・マヨネーズなど、食品産業で広く使われる原材料として頻繁に登場します。
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