ナタネとは?
なたね
ナタネとは、アブラナ科の植物で、その種子から菜種油(キャノーラ油)を採取するために世界規模で栽培されている代表的な油料作物です。
ナタネ(菜種、学名:Brassica napus など)は、アブラナ科に属する一年草または二年草の植物です。春に鮮やかな黄色い花を咲かせることで知られ、日本では「菜の花」として親しまれています。種子には脂質が豊富に含まれており、搾油して菜種油(キャノーラ油)を得ることを主目的として世界各地で広く栽培されています。
ナタネ油の用途は多岐にわたります。
- 食用油:炒め物・揚げ物・ドレッシングなど日常の調理に広く使われる
- バイオ燃料:バイオディーゼルの原料として再生可能エネルギー分野でも活用される
- 工業用途:潤滑油・塗料・化粧品の原料としても利用される
かつての伝統的な菜種油はエルカ酸(エルシン酸)を多く含み、大量摂取への懸念がありましたが、品種改良によってエルカ酸を低減した「キャノーラ(CANOLA)」品種が開発され、現在世界で最も生産量の多い植物油の一つとなっています。主要生産国はカナダ・中国・インド・欧州各国です。
日本では春の風物詩として、一面に広がる黄色いナタネ畑が観光地としても人気を集めています。また搾油後の油かすは飼料や肥料として利用されるなど、無駄のない作物でもあります。
使い方・例文
スーパーマーケットの食用油売り場で「キャノーラ油」と表示されている商品の多くは、ナタネを品種改良した低エルカ酸品種から搾油したものです。
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