脱皮とは?
だっぴ
脱皮とは、昆虫や甲殻類・爬虫類などが成長の過程で古い外皮を脱ぎ捨て、新たな体表を形成する生理現象です。
脱皮(だっぴ)とは、動物が成長や変態の過程で古い外皮(表皮・外骨格など)を脱ぎ捨て、新しい体表を作り出す生理的なプロセスです。外骨格(硬い殻)を持つ節足動物や、うろこを持つ爬虫類など、さまざまな動物に見られる現象です。
昆虫・エビ・カニなどの節足動物では、成長とともに体が大きくなっても外骨格は伸びないため、一定の間隔で古い外骨格を脱ぎ捨てる必要があります。脱皮直後は体が柔らかく無防備な状態になるため、外敵に狙われやすいリスクも伴います。脱皮の回数は種によって異なり、チョウなどの完全変態昆虫では幼虫期に数回の脱皮を経て蛹(さなぎ)になります。
爬虫類(ヘビ・トカゲなど)の脱皮は「脱皮殻(ぬけがら)」として残ることが多く、ヘビが一枚の筒状の皮を脱ぐ様子はよく知られています。これは表皮(角質層)の更新であり、成長とともに定期的に起こります。
甲殻類(エビ・カニ)の脱皮は成長のための重要なプロセスで、水産業でも「脱皮直後のソフトシェルクラブ」のように食材として注目されることもあります。また「脱皮」は比喩的に、人や組織が古い状態から変化・成長することを表す言葉としても使われます。
使い方・例文
「ザリガニが脱皮した直後は殻が柔らかく、水槽の隅に隠れてじっとしている」のように、生物の観察や飼育の場面でよく登場します。
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