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脱水縮合とは?

だっすいしゅくごう

脱水縮合とは2つの分子が水分子を1つ失いながら結合する化学反応で、高分子合成の基本的な反応様式です。

脱水縮合(だっすいしゅくごう、Dehydration Condensation)は、2つの分子がそれぞれの官能基(ヒドロキシ基アミノ基など)から水分子(H₂O)を取り除きながら共有結合を形成する化学反応です。縮合重合とも密接に関連し、生体分子の合成や高分子化学の基盤をなす重要な反応です。

代表的な脱水縮合の例は以下のとおりです。

  • エステル結合の形成:カルボン酸とアルコールが反応し、エステルと水を生成(油脂・ポリエステルの合成)
  • ペプチド結合の形成:アミノ酸同士が結合してペプチド鎖やタンパク質を形成
  • グリコシド結合の形成:単糖同士が結合してオリゴ糖・多糖類(デンプン・セルロースなど)を形成
  • アミド結合の形成:カルボン酸とアミンが反応してナイロンなどのポリアミドを生成

生体内では酵素が触媒となってこれらの脱水縮合を効率よく進めており、タンパク質・核酸・多糖類といった生体高分子の構築に不可欠な反応です。工業的にも、ポリエステルやポリアミドなどの合成樹脂・繊維の製造に広く活用されています。

逆反応は加水分解(水を加えて結合を切断する反応)であり、消化酵素による食物の分解もその一例です。

使い方・例文

理科の実験でアミノ酸が連結してタンパク質になる過程を学んだ際、各アミノ酸間の脱水縮合によってペプチド結合が形成されることを確認した。

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