ヒドロキシ基とは?
ひどろきしき
ヒドロキシ基とは、酸素原子と水素原子が結合した「-OH」という官能基で、アルコールや糖類など多くの有機化合物の性質を決める重要な構造単位です。
ヒドロキシ基(Hydroxy group、水酸基とも)は、酸素原子(O)と水素原子(H)が単結合した「-OH」という原子団で、有機化学における代表的な官能基のひとつです。この基が分子に含まれることで、化合物の物理的・化学的性質が大きく変わります。
性質:ヒドロキシ基は水素結合を形成しやすいため、
- 水への溶解性が高まる(親水性の付与)
- 沸点・融点が上昇する
- 弱酸性を示すことがある(フェノールなど)
含む主な化合物の種類:
- アルコール(エタノールなど):炭素鎖に-OHが結合
- フェノール:ベンゼン環に直接-OHが結合(酸性が強い)
- 糖類(グルコース、フルクトースなど):複数の-OHをもつ多価アルコール
- カルボン酸:-COOHの一部として存在
化学反応への関与:ヒドロキシ基はエステル化反応(-OH + カルボン酸 → エステル + 水)や脱水縮合反応など多くの有機反応に関与します。タンパク質ではセリンやスレオニンのヒドロキシ基がリン酸化の標的となり、細胞シグナル伝達でも重要な役割を担います。
使い方・例文
エタノール(C₂H₅OH)の「-OH」部分がヒドロキシ基であり、これがエタノールに水への溶けやすさや特有の化学反応性を与えています。有機化学の授業や化粧品・薬品の成分説明でよく出てきます。
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