縮合重合とは?
しゅくごうじゅうごう
縮合重合とは、2つのモノマーが結合するたびに水などの小分子が脱離しながら高分子鎖を形成していく重合反応の一形式です。
縮合重合(Condensation polymerization)は、2種類(または1種類で2つの反応性官能基をもつ)のモノマーが反応する際に、結合形成と同時に水・メタノール・塩化水素などの小分子(縮合副生成物)が脱離しながら高分子鎖を構築していく重合形式です。付加重合と並ぶ代表的な重合方法です。
反応の仕組み:例えばジアミンとジカルボン酸の場合、アミノ基(-NH₂)とカルボキシル基(-COOH)が反応してアミド結合(-CO-NH-)を形成し、水1分子が脱離します。この反応が繰り返されることでポリアミド(ナイロン)の長鎖が生成されます。官能基の組み合わせによって形成される結合の種類が変わります。
代表的な縮合重合体:
- ナイロン(ポリアミド):アミド結合。衣料繊維・エンジニアリングプラスチックに利用
- ポリエステル(PET等):エステル結合。ペットボトル・衣類繊維に利用
- ポリカーボネート:カーボネート結合。光学部品・電子機器に利用
- フェノール樹脂(ベークライト):メチレン結合。電気絶縁体・接着剤に利用
付加重合との違い:付加重合では副生成物が出ないのに対し、縮合重合では必ず小分子が脱離します。この副生成物の除去が反応の進行を促進するため、工業製造では減圧や加熱による除去が重要です。
使い方・例文
衣料に使われるナイロンやポリエステルは縮合重合で作られた代表例です。高校化学・高分子化学の単元で付加重合と対比しながらよく学習します。
この用語をシェア
最終更新: