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緻密斑とは?

ちみつはん

緻密斑とは、腎臓の遠位尿細管に存在する特殊細胞群で、尿中のナトリウム濃度を感知して腎機能を調節する重要なセンサー組織です。

緻密斑(ちみつはん、macula densa)とは、腎臓傍糸球体装置(JGA: juxtaglomerular apparatus)を構成する組織の一つで、遠位尿細管の一部に存在する密集した上皮細胞の集まりです。「緻密」という名称は、この部位の細胞核が密集して見える組織学的特徴に由来します。

緻密斑の主な役割は、遠位尿細管内を流れる尿のナトリウム塩素イオン濃度を感知することです。これらのイオン濃度が低下すると、緻密斑はシグナルを傍糸球体細胞(レニン産生細胞)に送り、レニンの分泌を促進します。レニンはアンジオテンシン・アルドステロン系(RAAS)を活性化し、血圧の上昇と体液量の回復につながります。

また緻密斑は、同じ糸球体への血流量を調節する尿細管糸球体フィードバック(TGF)機構にも関与しています。尿の流量や溶質濃度が変化したとき、緻密斑はメッセンジャーとして輸入細動脈の収縮・弛緩をコントロールし、糸球体濾過率(GFR)を一定に保とうとします。このように緻密斑は、体液・電解質バランスと血圧調節において中心的な役割を担うセンサー組織です。

使い方・例文

「腎生理学の授業では、緻密斑がレニン分泌を制御する仕組みをRAASの流れとともに学ぶ」という場面で登場する専門用語です。

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