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神仏習合とは?

しんぶつしゅうごう

神仏習合とは、日本固有の神道と外来の仏教が融合・共存した宗教現象で、奈良時代から明治初期まで日本の精神文化を形成しました。

神仏習合(しんぶつしゅうごう)とは、日本固有の宗教である神道と、6世紀大陸から伝来した仏教が相互に影響し合い、融合・共存した宗教的現象です。両者は本来異なる宗教ですが、日本では長い歴史の中で独自の形で共存し、信仰・儀礼・文化の各方面で深く結びつきました。

神仏習合の歴史は奈良時代にさかのぼります。仏教の護国思想が広まるにつれ、日本の神々も仏法を守護する存在として位置づけられ、神社に神宮寺が建てられるようになりました。平安時代には「本地垂迹説」が形成され、日本の神々は仏・菩薩が日本に現れた姿(権現)であるという考え方が定着しました。例えば、天照大神は大日如来の化身とされました。

中世から近世にかけて、神仏習合はさらに深化し、社寺建築・祭礼・芸術・文学など日本文化の根幹を形成しました。神社に仏像が安置され、僧侶が神前で読経するなど、現代の感覚からすると不思議とも映る融合が日常的に行われていました。

この状況が大きく変わるのは1868年(明治元年)の神仏分離令です。明治政府は神道の国家宗教化を図るため神と仏を分離する政策を打ち出し、廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)運動が各地で起こりました。神仏習合の長い伝統はここで大きな断絶を迎えましたが、日本人の宗教意識の中にその影響は今なお残っています。

使い方・例文

神社の境内にお寺があったり、お坊さんが神社で祈祷を行っていた江戸時代以前の慣習を説明する際や、「八幡大菩薩」のような神仏混淆の呼称を解説する文脈で登場します。

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最終更新:

同じ読みのことば

「しんぶつしゅうごう」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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