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着氷とは?

ちゃくひょう

着氷とは、気温が氷点下またはそれに近い環境で、航空機や電線・木の枝などの物体の表面に水滴が凍りついて氷が付着する現象です。

着氷(ちゃくひょう)とは、飛行中の航空機・電線・樹木・道路標識などの物体の表面に、過冷却水滴(0℃以下でも凍らずに液体のまま存在する水滴)や降雨・霧が接触して凍りつき、氷の層が形成される現象のことです。英語では「icing(アイシング)」と呼ばれます。

着氷が発生する条件は、気温が0℃前後またはそれ以下であることと、空気中に過冷却水滴や液体状の水分が存在することです。特に寒冷前線の通過時・雨氷(うひょう)・霧氷(むひょう)・着雪(ちゃくせつ)などの形で様々な状況で起こります。

着氷は以下のような分野で重大な問題を引き起こします。

  • 航空:翼面への着氷は揚力の低下・抵抗の増大を招き、最悪の場合、失速や墜落につながる重大な危険要因です。航空機には防除氷装置(アイスプロテクションシステム)が装備されています
  • 電力設備:電線への着氷・着雪は電線の断線や鉄塔の倒壊を引き起こし、大規模停電の原因になります
  • 道路・鉄道:路面の着氷(ブラックアイス)は視認しにくく、スリップ事故の原因となります
  • 風力発電:風車ブレードへの着氷は発電効率の低下と、氷の飛散による危険を生じます

気象予報では着氷の危険度を予測した「着氷指数」や「着氷気象情報」が提供されており、航空気象や冬季の安全管理において重要な情報として活用されています。

使い方・例文

「山岳地帯での着氷注意報が発令されたため、登山者は凍結した岩場での転倒に十分注意するよう呼びかけられた」という文脈で使われます。

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