ひょうとは?
ひょう
ひょうとは、積乱雲から降る直径5mm以上の氷の塊で、農作物や建物に被害をもたらすことがあります。
ひょう(雹)とは、積乱雲の内部で成長した直径5mm以上の氷の塊が地上に降下する現象、またはその氷粒そのものを指します。気象学的には直径5mm未満のものを「あられ」、5mm以上のものを「ひょう」と区別します。
ひょうは積乱雲の強い上昇気流によって形成されます。雲の中で水滴が凍り、上昇・下降を繰り返しながら過冷却水が何層にも付着して成長します。大きなひょうは直径数センチに達することもあり、中心部から同心円状の層構造をもつのが特徴です。
ひょうが降りやすい条件は以下のとおりです。
- 強い日射で地表が暖められた午後に積乱雲が発達する
- 上空に寒気が入り込んでいる
- 大気の不安定度が高い
日本では春から夏にかけて多く観測され、特に内陸部や山岳地帯で発生しやすい傾向があります。ひょうは農作物(野菜・果物)の甚大な被害や、自動車・住宅のガラス・屋根を破損させることがあり、気象災害のひとつとして注意が必要です。
使い方・例文
突然の雷雨とともに「直径2cmほどのひょうが降り、畑のトマトが傷んだ」というように、農作物被害の文脈でよく登場します。
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