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白血球分画とは?

はっけっきゅうぶんかく

白血球分画とは、血液中の白血球をその種類別に分類し、それぞれの割合を調べる血液検査の項目です。

白血球分画(はっけっきゅうぶんかく、differential count)とは、血液中に含まれる白血球を種類ごとに分類・計数し、各種白血球が全体に占める割合(パーセンテージ)と絶対数を示した検査結果のことです。白血球は免疫に関わる重要な細胞ですが、一口に白血球といっても複数の種類があり、それぞれ異なる役割を持っています。

主な白血球の種類と基準値の目安は以下のとおりです。

  • 好中球(約50〜70%):細菌感染に対する最前線の防衛細胞。感染症や炎症で増加する
  • リンパ球(約20〜40%):獲得免疫の主体。ウイルス感染や免疫応答で変動する
  • 単球(約3〜8%):組織に入るとマクロファージとなり、異物を処理する
  • 好酸球(約1〜5%):アレルギーや寄生虫感染で増加する
  • 好塩基球(約0〜1%):アレルギー反応に関わる、通常最も少ない

白血球分画は感染症の種類の推定(細菌性かウイルス性かなど)、血液疾患(白血病・リンパ腫)の診断、アレルギー疾患の評価、免疫状態の把握など多方面に活用されます。健康診断の血液検査でも確認できる項目であり、総白血球数だけでなく分画を合わせて見ることで病態の把握がより精密になります。血液腫瘍では芽球と呼ばれる未熟な細胞が出現していないかの確認にも重要です。

使い方・例文

風邪をひいて受診した際の血液検査で「好中球が増加、リンパ球が低下」という結果が出ると、細菌性感染症の可能性が高いと判断する手がかりになります。

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