生菓子とは?
なまがし
生菓子とは、水分を30パーセント以上含む和菓子の総称で、主に茶席や季節の贈り物として用いられる新鮮さが命のお菓子です。
生菓子(なまがし)とは、水分含有量がおおむね30パーセント以上の和菓子を指します。和菓子の分類上は生菓子・半生菓子・干菓子の三種に大別され、そのなかで最も水分量が多いカテゴリーです。
水分が豊富であるため、やわらかくみずみずしい食感が楽しめる反面、日持ちは製造から1〜3日程度と短く、基本的には当日〜翌日中に食べるものとされています。このため、生菓子は鮮度が命とも言われ、職人が注文に応じてその日に仕上げるのが理想とされます。
代表的な生菓子には次のようなものがあります。
- 大福餅:ぎゅうひや餅でつぶ餡・こし餡を包んだもの
- 柏餅・桜餅:季節の行事に合わせた餅菓子
- 水羊羹:ゼリー状の寒天で固めた夏の代表菓子
- 上生菓子:茶道で使う高級品(別カテゴリーとして扱われることも)
茶道の濃茶の席では、生菓子を先に食べてから茶を飲む作法があります。季節感を大切にする和菓子文化の核心に位置するのが生菓子であり、春は桜、夏は水色や金魚、秋は紅葉など、その時々の自然を表現した意匠が楽しまれます。
使い方・例文
春のひな祭りに合わせて店頭に並ぶ桜餅や菱餅は生菓子の代表で、購入後はできるだけ当日中に食べるのが美味しくいただくコツです。
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