焼津とは?
やいづ
焼津とは、静岡県中部に位置する市で、日本有数の水産業の拠点として知られ、カツオやマグロの水揚げ量が全国トップクラスを誇る港町です。
焼津(やいづ)は、静岡県中部に位置する市です。太平洋(駿河湾)に面した焼津港を中心に、日本有数の水産業の一大拠点として発展してきました。
焼津港は遠洋漁業・沖合漁業の基地として機能しており、カツオの水揚げ量は長年にわたって日本一を争う水準を維持しています。マグロの冷凍品も全国有数の取扱量を誇り、国内各地はもとより海外向けにも出荷されています。また、水産加工業が盛んで、カツオ節・シーチキン(ツナ缶)の生産でも知られています。
市名の由来については、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東征の際にこの地で野火に囲まれて窮地に陥った(「焼けた場所」)という伝承が知られており、古くからの地名として記録に残っています。
近現代の歴史では、1954年(昭和29年)に第五福竜丸がビキニ環礁でのアメリカの水爆実験による放射性降下物を浴び、焼津港に帰港した事件が国際的に知られています。この事件は日本における反核運動の高まりにつながり、のちに「ゴジラ」映画の着想源のひとつとも言われています。
現在の焼津市は水産業に加え、製造業や観光業も展開しており、小川港地区と焼津港地区の二つの主要な漁港を抱えています。新鮮な魚介類を提供する食堂や直売所が多く、観光客にも人気のある地域です。
使い方・例文
「焼津のカツオ」は静岡を代表する食のブランドとして土産物店や産地直送サービスに登場し、焼津産のカツオ節は日本料理の出汁の原料として全国に流通しています。
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