遠洋漁業とは?
えんようぎょぎょう
遠洋漁業とは、自国の排他的経済水域を超えた遠い外洋まで出向いて行う大規模な漁業のことです。
遠洋漁業とは、自国の沿岸や排他的経済水域(EEZ)の外にある遠い外洋・他国の水域まで漁船を派遣して行う大規模漁業の形態です。沿岸漁業・沖合漁業と並ぶ漁業区分のひとつであり、数ヶ月から1年以上にわたる長期の航海を伴うことが特徴です。
日本の遠洋漁業は高度経済成長期に著しく発展し、南太平洋・インド洋・大西洋など世界各地の海域でマグロ・カツオ・サンマ・サバなどを漁獲してきました。しかし1970年代の石油危機や1977年以降に各国が200海里水域を設定したことで操業水域が大幅に制限され、漁獲量・漁船数ともに大きく減少しました。
代表的な漁法には以下のものがあります。
- まぐろ延縄漁業(はえなわ):長い幹縄に多数の枝縄と釣り針を付けて大型魚を狙う
- かつお一本釣り漁業:群れに生き餌を撒いて一気に釣り上げる
- 以西底曳き網漁業:東シナ海など特定水域での底魚漁
今日の遠洋漁業は、入漁料の支払いや国際資源管理機関のルールに従いながら操業を続けており、食卓に欠かせないマグロやカツオの安定供給を担う重要な産業です。
使い方・例文
スーパーで売られている冷凍ミナミマグロの多くは、インド洋など遠洋で操業する漁船が長期航海で漁獲したものです。
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