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高度経済成長とは?

こうどけいざいせいちょう

高度経済成長とは、1950年代後半から1970年代初頭にかけて日本が経験した急速な経済拡大の時代のことです。

高度経済成長とは、日本が1955年(昭和30年)頃から1973年(昭和48年)のオイルショックまでの約20年間にわたって、年平均10%前後という驚異的な経済成長を達成した時代を指します。

この時期の成長を支えた主な要因として次のものが挙げられます。

  • 朝鮮戦争による特需景気で工業力が回復
  • 豊富な若年労働力と高い教育水準
  • 鉄鋼・化学・電機・自動車などの重化学工業の急成長
  • 政府による産業政策と輸出振興
  • 「岩戸景気」「いざなぎ景気」など複数の好景気の連続

国民の生活面では、テレビ・洗濯機・冷蔵庫の「三種の神器」や、カラーテレビ・クーラー・自動車の「3C」が家庭に普及し、生活水準が大きく向上しました。農村から都市への人口移動が進み、核家族化も加速しました。

一方で、工場排水や排気ガスによる水俣病・四日市ぜんそくなどの公害問題も深刻化しました。1973年の第一次オイルショックで高度成長は終焉を迎え、日本経済は「安定成長」へと転換しました。この時代の経験は、その後の日本社会の産業構造や都市化・価値観に大きな影響を残しています。

使い方・例文

「高度経済成長期に建てられた団地が老朽化している」「祖父は高度経済成長の恩恵を受けて豊かな生活を手に入れた」のように、戦後日本史の文脈で使われます。

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