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液体酸素とは?

えきたいさんそ

液体酸素とは、酸素ガスを極低温に冷やして液化させたもので、ロケット燃料の酸化剤や医療用途に広く使われる物質です。

液体酸素(LOX、Liquid Oxygen)とは、常温では気体である酸素を約マイナス183℃以下に冷却して液体状態にしたものです。淡い青色を帯びた透明な液体で、1リットルあたり約1.14kgという高い密度を持ちます。

液体酸素が特に重要な場面として、ロケット推進剤としての利用が挙げられます。液体水素や灯油(RP-1)などの燃料と組み合わせることで、非常に高い推力を生み出せる酸化剤として機能します。アメリカのサターンVロケットや日本のH-IIAロケット、SpaceXのファルコン9など多くの宇宙ロケットに使われています。

液体酸素の主な特性と利用場面は以下のとおりです。

  • ロケットや宇宙船の推進剤の酸化剤
  • 病院や医療施設での医療用酸素供給源
  • 製鉄・溶接などの産業プロセスでの酸素供給
  • 潜水艦や閉鎖環境での空気生成

取り扱いには注意が必要で、強力な酸化剤であるため可燃性物質との接触で爆発的に反応する危険性があります。また、皮膚に触れると凍傷を引き起こすため、専門的な設備と訓練が不可欠です。製造は空気を液化・蒸留して分離する方法が一般的です。

使い方・例文

ロケット打ち上げの解説や宇宙開発ニュースでよく登場します。「ファルコン9ロケットは液体酸素と灯油を推進剤として使用し、第1段エンジンを再点火して発射台に帰還させる」のように使われます。

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