油圧式ディスクブレーキとは?
ゆあつしきでぃすくぶれーき
油圧式ディスクブレーキとは、ブレーキオイル(フルード)の油圧によってピストンを動かし、ホイール中央のディスクローターを挟んで制動する高性能ブレーキシステムです。
油圧式ディスクブレーキとは、ブレーキレバーを握ることで密閉された油圧ラインの圧力が高まり、キャリパー内のピストンがブレーキパッドをホイールハブに装着されたディスクローターへ押しつけることで制動力を発生させる仕組みです。
この方式の最大の特長は、小さなレバー入力で大きな制動力を得られるセルフサーボ効果と、コントロール性の高さにあります。主なメリットは以下のとおりです。
- 制動力の強さ:雨天・泥濘でもリムブレーキより安定した効きを発揮します。
- フィーリングの精度:油圧の特性上、レバーの引き量に対してリニアに制動力が調整できます。
- 自動的なパッドの位置調整:パッドが摩耗してもピストンが自動補正するため、クリアランス調整が不要です。
一方、オイルラインのエア抜き(ブリーディング)など専門的なメンテナンスが必要で、ワイヤー式ディスクブレーキより構造が複雑です。MTBでは長年標準的な装備であり、近年はロードバイクやグラベルバイクにも広く普及しています。使用するフルードはシマノ系のミネラルオイルとSRAM・マグラなどのDOTオイルに分類され、混用は厳禁です。
使い方・例文
急な下り坂での制動やロングダウンヒルで「フェード(熱による制動力低下)が少ない」という場面で油圧式ディスクブレーキの優位性が語られます。
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