水準点とは?
すいじゅんてん
水準点とは、土地の高さ(標高)の基準となる点で、全国各地に設置された国家基準点のひとつです。
水準点(すいじゅんてん)とは、地表面の高さ(標高)の基準を定めるために設置された測量の基準点です。日本では国土地理院が管理しており、全国の主要道路や鉄道沿いに約2キロメートルおきに設置されています。
日本の標高の基準は、東京湾の平均海面を「標高ゼロ」として定めています。この基準に基づき、全国各地の水準点の標高が精密な水準測量によって測られ、網の目のように結ばれた「水準路線」を形成しています。水準点の標高は「TP(Tokyo Peil)」と呼ばれる基準面からの高さで表されます。
水準点には種類があります。
- 一等水準点:最も精度が高く、全国の幹線ルートに設置
- 二等水準点:一等水準点の間を補完する形で設置
- 簡易水準点:地方の細かい測量に使用
水準点の実物はコンクリートの標石や金属鋲として地面に埋め込まれており、道路脇や橋梁などに見られます。標高データは建設工事、洪水ハザードマップの作成、地盤沈下のモニタリングなど、社会インフラを支える幅広い場面で活用されています。大規模な地震が起きると地殻変動によって標高が変化するため、定期的な測量のし直しが行われます。
使い方・例文
「道路工事の前に近くの水準点を基準として測量し、設計高さを決める」というように、土木・建設工事や地形測量の現場で基準となる高さを確認する際に登場します。
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