毛細血管とは?
もうさいけっかん
毛細血管とは、動脈と静脈をつなぐ最も細い血管で、細胞と血液の間で酸素・栄養素・老廃物を交換する体内ネットワークの末端です。
毛細血管(もうさいけっかん)は、動脈の末端と静脈の起点の間をつなぐ、直径が数マイクロメートル(μm)程度の非常に細い血管です。その細さは赤血球がようやく一列で通れるほどで、全身に張り巡らされた血管系の末梢部分を形成しています。
構造と透過性
毛細血管の壁は内皮細胞一層のみで構成され、非常に薄く透過性があります。この構造により、血液中の酸素・グルコース・アミノ酸などが組織液を介して細胞へと供給され、逆に細胞が産生した二酸化炭素・尿素などの老廃物が血液に回収されます。この「物質交換」が毛細血管の最も重要な機能です。
分布と密度
毛細血管は筋肉・皮膚・脳・内臓など全身のほぼすべての組織に張り巡らされており、その総延長は数万キロメートルに及ぶとも言われます。活動量の多い組織ほど毛細血管の密度が高く、より多くの酸素と栄養を供給できる構造になっています。
毛細血管と健康
加齢や生活習慣によって毛細血管が減少・機能低下すると、末端の細胞への栄養供給が不足し、冷え性・肌荒れ・疲れやすさといった症状が現れることがあります。適度な運動は毛細血管の新生を促すとされ、全身の血行改善に役立ちます。
使い方・例文
けがをして皮膚が赤くなるのは、傷ついた毛細血管から血液が漏れ出すためです。また、運動後に顔が赤くなるのは、皮膚の毛細血管が拡張して血流量が増加するためです。
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