日清戦争とは?
にっしんせんそう
1894年から翌年にかけて、朝鮮半島の支配権や影響力をめぐって日本と清(当時の中国)の間で行われた戦争のことです。
日清戦争とは、1894年(明治27年)から1895年にかけて、日本と清(当時の中国)との間で行われた戦争です。朝鮮半島における主導権や影響力をめぐる対立が、直接のきっかけとなりました。
19世紀後半、朝鮮では清の伝統的な影響力が強く残る一方、近代化を進める日本もこの地域への進出を図っており、両国の利害が衝突していました。1894年に朝鮮国内で起きた内乱(甲午農民戦争)への出兵をきっかけに両国の緊張が高まり、同年に戦争へと発展しました。日本は近代的に整備された陸海軍を用いて優位に戦いを進め、黄海海戦や旅順・威海衛の戦いなどで清軍を破りました。
戦争は日本の勝利に終わり、1895年に下関で講和条約(下関条約)が結ばれました。この条約により、清は朝鮮の独立を認めるとともに、日本に対して台湾・澎湖諸島・遼東半島の割譲や多額の賠償金の支払いを約束しました。ただし遼東半島の割譲については、ロシア・フランス・ドイツによる三国干渉を受け、日本は清に返還することになりました。
この戦争の勝利によって日本は国際的な地位を高め、アジアにおける新興の軍事大国として認識されるようになった一方、東アジアの国際秩序は大きく変化し、その後の日露戦争や帝国主義的な対立の遠因ともなりました。
使い方・例文
日清戦争の結果として結ばれた下関条約により、日本は台湾を植民地として統治することになりました。
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