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整流回路とは?

せいりゅうかいろ

整流回路とは、交流(AC)電流を直流(DC)電流に変換する電子回路で、電源装置の基本構成要素のひとつです。

整流回路(せいりゅうかいろ)は、交流(AC)電源を直流(DC)に変換するために使われる電子回路です。家庭のコンセントから供給される交流電力を、スマートフォンやパソコンなどの電子機器が必要とする直流電力に変換する際に欠かせない役割を担います。

整流の基本素子はダイオードです。ダイオードは電流を一方向にしか流さない性質を持つため、交流の片方の半周期だけを通過させることで直流成分を取り出せます。整流回路には主に以下の種類があります。

  • 半波整流回路:ダイオード1個を使用し、交流の正の半周期のみを取り出す。構造は簡単だが効率は低い。
  • 全波整流回路:センタータップを持つ変圧器とダイオード2個を組み合わせ、正負両方の半周期を正方向に揃える。
  • ブリッジ整流回路:ダイオード4個をブリッジ状に配置し、変圧器のセンタータップなしで全波整流を実現する。最も広く使われる方式。

整流後の電圧には脈動(リプル)が含まれるため、実際の電源回路では平滑コンデンサを接続して電圧を安定させます。さらに三端子レギュレーターやスイッチング制御を加えることで、より安定した直流電源が得られます。整流回路はACアダプターや電源ユニットなど、あらゆる電子機器の内部に組み込まれています。

使い方・例文

スマートフォンの充電器(ACアダプター)の内部には整流回路が組み込まれており、コンセントの交流100Vを機器が必要とする直流電圧に変換しています。

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