ブリッジ整流回路とは?
ぶりっじせいりゅうかいろ
ブリッジ整流回路とは、4つのダイオードをブリッジ状に接続し、交流(AC)を全波整流して直流(DC)に変換する基本的な電子回路です。
ブリッジ整流回路(Bridge Rectifier Circuit)は、4本のダイオードをH型(ブリッジ型)に配置することで、交流入力の正負両方の半サイクルを利用して直流に変換する全波整流回路です。ダイオードブリッジ、グレッツ回路とも呼ばれます。
動作原理
4本のダイオードをD1〜D4とすると、正の半サイクルではD1・D3が、負の半サイクルではD2・D4が導通し、常に同じ方向に電流が流れるよう整流します。半波整流(ダイオード1本)に比べてリップルが小さく、変圧器の利用効率も高い点が優れています。
特徴と構成要素
- 整流後の脈流を平滑化するために電解コンデンサと組み合わせて使用するのが一般的
- 整流電圧はピーク電圧から2つのダイオードの順方向電圧降下(約0.6V×2)を引いた値になる
- 単相・三相の両方に対応した回路構成がある
- ICパッケージ化されたブリッジダイオード(ダイオードブリッジモジュール)も広く流通
用途
ACアダプタ・スイッチング電源・モータドライバ・オーディオ機器の電源部など、ACを電源として使いながら内部はDC動作を必要とするほぼすべての電子機器の電源回路で採用されています。
使い方・例文
家庭用AC100Vをトランスで降圧した後、ブリッジ整流回路と平滑コンデンサを組み合わせてDC電源を生成するACアダプタの内部回路として登場します。
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